軽井沢2日目の朝。雨だったら万平ホテルのカフェでのんびり読書もよかったけれど、いいお天気なので昨夜のレストランPyrenees(ピレネー)で借りた傘を返した後、朝から熊野皇大神社へ。

 

熊野皇大神社

旧軽銀座を登って山道に入ると、あたりは突然雪山のような景色に。昨夜の雪なのか、道路の脇には数10センチの雪が積もっていて、街中から少し登るだけでこんなに景色が違うものかと驚きました。この神社は長野県と群馬県の県境にあって、長野県側は「熊野皇大神社」、群馬県側は「熊野神社」というらしい。軽井沢贔屓の私たちは、もちろん長野県側へ。

 

 

御神木のしなのきは樹齢850年以上なのだそう。パワースポットとして人気があるらしく、樹の周りを回ると願い事が叶うと書いてあったので、無言で1周しました。何をお願いしたのかはヒミツ。

 

見晴台

熊野皇大神社の近くに、見晴台と呼ばれている絶景スポットがあります。この時期は神社から見晴台までの道に雪が積もっていて、たどり着くだけで一苦労。冬に行く方は、パンプスやヒールの高いブーツでは大変ですのでお気をつけて。登ってみるとなんと、まあひらけた場所。空が近い!

 

 

見渡す山々は青く、空も青くて、雪は白くて、風は強くて、寒くて、自然のパワーがすごい!別荘地のあたりのシンとした静けさも軽井沢なら、この自然も軽井沢なのですね~。とても寒かったのだけど、いろいろな青と白の世界が面白くて、まだ誰も踏んでいない雪のうえを歩くのが面白くて、体が芯から冷えるまでぶらぶらとしてしまいました。

むかし軽井沢へ避暑に来ていた欧米の人たちはこの見晴台のことを、「サンセットポイント」と呼んでいたそうです。夏の夕暮れの日が沈む頃、それはそれは素晴らしい夕日が見られるそうな。今度夏に来たら見てみたいな。