7か月ぶりの軽井沢に行ってきました。軽井沢にハマって通うようになってから、これほどご無沙汰したのは初めて。いつもは夫の出張に便乗するかたちで軽井沢行きが決まるのだけど、今回は完全なるオフ。心おきなく軽井沢の休日を満喫することができました。

 

軽井沢旅行

御厨(みくりや)

今回は平日ということもあり、午前9時頃にのんびり出発。ちょうどお昼に着いて、かまどごはんの御厨(みくりや)でランチ。軽井沢らしくおしゃれなカフェでもよかったのだけど、前日に友人夫婦とワインを楽しみ過ぎてしまったため、胃腸を労わる目的で、御厨のやさしい和食にしました。

まずお味噌汁で胃をあたためて、とろろごはんをさらさらと。じゃがいもの煮物やきゃべつのお浸しを箸休めにして、体に染みわたるお膳をいただきました。ほんのり甘いそば豆腐はデザート代わりに。食べ終わると、体の奥からパワーが湧いてくるような気がしました。

周りを木に囲まれていてちょっとわかりにくい場所にある御厨は、夏には涼しいテラス席で緑を眺めながら食事ができるのだけど、今回はきれいな紅葉を見ることができました。2016年12月からは場所が変わるそうです。お店の方に聞いたところ、作物を育てながら営業したいそうで、農家をイメージしたお店だとか。次に私たちが行くのは来年になりそうなので、新店舗が楽しみ。

 

2018/5追記

2018年5月に、新店舗に行ってきました。場所は今年名称が決まったばかりだという、発地に走る「浅間パノラマ通り」という道路沿い。白ほたる豆腐店と発地市庭のあいだにあり、建物も看板もすぐ発見できる。前の店舗がわかりにくい場所だったことを考えると、とてもみつけやすく、入りやすくなりました。

昔の保養所を使っていた旧店舗は、静かでひっそりと、蔵のようなひんやりしたお店でした。変わってこちらは視界が開けた道路沿いにあり、窓から見える畑や新緑がまぶしいほど。開放的で明るく、からりとした雰囲気のお店になっていました。奥にあるお座敷は、足をのばしてのんびりしたくなるような、広々とした続き間の和室になっています。以前より席数も増え、ずいぶん大きなお店になったなあという印象。

土曜日の12時過ぎに入ると、ちょうど席が埋まり始めたところで、食べ終わる頃にはほぼ満席になっているのだから、人気のほどがうかがえます。店員さんもみな感じがよく、自然で丁寧な接客は気分がいいものです。

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絵本の森美術館とピクチャレスクガーデン

お腹を満たして、次は絵本の森美術館へ。というのも実はこのような秘密兵器を持っているのです!

 

 

今年の1月に受験した軽井沢WEB検定3級の合格者特典としていただいたチケット!しばらく軽井沢に行っていなかったので使うチャンスがなかったのだけど、せっかくなので御厨から近い絵本の森美術館に行ってみることに。ガーデンデザイナーのポール・スミザーさんによるピクチャレスクガーデンも見てみたかったし。100人くらいしか受験していないマイナー検定なので、このチケットの存在が認知されているのか若干不安だったけど、受付ではスムーズに話が通じ、夫の分だけ入場料を払って中に入りました。

楽しみにしていたピクチャレスクガーデン、この季節だからさすがにちょっと寂しい感じ。植物のありのままを活かすポール・スミザーさんのデザインらしく、この時期らしい植物の姿を見ることができたと言えばそのとおりなのだけど。夫は意外と楽しんでいたようで、イギリスかどこかの街角にある公園みたいと、しきりにシャッターを切っていました。よかったよかった。

美術館自体は2つの展示室に分かれていて、西欧の絵本の成り立ちや印刷技術の発達についてなど興味深く見学しました。私たちが行ったときはアメリカ絵本の展示をやっていて、私の好きなターシャ・テューダーについてもほんの少しだけど紹介されていました。ビアトリクス・ポターについては常設の展示らしいので、ピーターラビット好きの方はぜひ行ってみるといいと思います。