軽井沢の夜ごはんに予約していたのは、六本辻にあるレストランPyrenees(ピレネー)。新婚旅行の時に来てとてもおいしかったので、今回は2回目です。

 

Pyrenees(ピレネー)

ここはオープンキッチンにある暖炉でお肉を焼いてくれるお店。席に座っていても暖炉の炎やゆっくり焼かれていく塊のお肉がよく見え、炭のパチパチする音も聞こえてきます。

 

 

こんな冬の寒い日に、冷えた体をワインで暖めながら炎を眺めて料理を待つ。これほどの贅沢があるでしょうか。ピレネーにはコースメニューもあるけれど、のんびりやりたい私たちはアラカルトで。まずはレバーペーストとバゲットで軽く飲みながらメニューを吟味。前回野菜がおいしかったので、野菜のココットとアメーラトマトのグリルを。そしてメインにはステーク&フリット!夫とパリに旅行した時、フランス語がわからずステーク&フリットを注文できなかった(想像と違うものが来た!)ことを思い出しました。

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軽井沢はシーズンオフということもあり、どこも空いていました。冬季休業をするお店も多い中、冬場も開いているこちらのようなお店はとても有難く、僭越ながらぜひ頑張って頂きたいと願っています。

外に出ると雪が!道にもうっすらと。夜の静けさと雪明りが本当にきれい。そして肌がキュッと引き締まるような寒さ。ワインでほてった頭を一瞬でクリアにしてくれます。寒い中、外まで見送りに出てくれたお店の方が、親切にも傘を貸してくれました。

もうだいぶ夜も更けた頃かと思いきや、まだ20時過ぎ。辺りは静まり返ってすっかり真夜中の風情です。東京では夜はこれから、という時間なのに。私たちも東京ならもう1~2軒ハシゴするところだけど、今夜は早く帰って暖かくして寝ようということになりました。(2軒目のアテがないというのもある。)どちらをいいと思うかは人それぞれだけど、ちゃんと暗い夜、ちゃんと寒い冬というのは、人間にあるべきリズムを思い出させてくれると感じました。