一昨日に続いてまたお蕎麦屋さんの紹介!このあたりには本当にたくさんのお蕎麦屋さんがあって、地元の人もそれぞれ贔屓のお店があるようなのです。私は気に入っているお店が2軒あって、先日紹介した12か月と、今回の傍(かたわら)。

 

傍(かたわら)

「傍」ってさっきから何度か入力していたら、傍の文字がゲシュタルト崩壊を起こしたので、ここからはkatawaraって書きます。katawaraはエコーライン沿いにあり、このあたりには珍しく発見が簡単です。そして、こーんな長閑な景色が広がっています!

 

この写真を撮ったのは、環水平アークと言われる水平の虹が出た日、ちょうどこのあたりをドライブしていて遭遇したから!行き交う車がみんな路肩に停めて、眺めたり写真を撮ったりしていました。2枚目の写真は雪持ち八ヶ岳と空の右上にちょこっと環水平アーク。環水平アークは珍しいにしても、本当にこんな壮大な眺めがそこここで見られる!

 

冷たいお蕎麦はもりそばのみ。温そばもあるけど、ぜひもりそばを注文してほしい。なぜならkatawaraのもりそばは変わっていて、白そばと黒そばの2種類のお蕎麦で構成されています。それぞれのお蕎麦をちょうどおいしいタイミングで食べられるように、まずは白そば、少し時間を空けて黒そばを運んでくださいます。

これだけでも珍しいのに、もっと変わっているのはおつゆ。普通の返しつゆともうひとつ、トマトつゆが付いてきます。トマトつゆ!あ、「つゆ」もゲシュタルト崩壊してきた。実はkatawaraのおつゆはトマトつゆだと、ネットで調べて知っていたのですが、実際に食べてみるまで想像していたトマトつゆとはずいぶん違いました。ほとんどの人がトマトつゆと聞いて想像するのはたぶん、麺つゆに角切りトマトがゴロゴロしていてごま油が垂らしてあるようなおつゆではないでしょうか?私はそのようなトマトつゆを想像していたのですが、ぜんっぜん違いました!

 

 

写真が本当に下手ですみません。左に見切れているのがトマトつゆです。透き通ったおつゆ、なんとか見えますでしょうか?見た目は普通の麺つゆみたいだけど、食べると明らかにトマトつゆ。すごく上品。どうやって作っているのかはわかりませんが、きっとすごく手間をかけたお仕事なのだろうと推察します。こういうやり方、和食の方法であるのかな?それともフレンチとかのテクニックであるのかもしれない。これだけでもおいしいのに、これに、なんと、お好みでオリーブオイルを垂らすのだ~!新しい味覚を発見してしまった感があります。トマトつゆは特に白そばに合うと思いました。最後の蕎麦湯を入れたトマトつゆは、完璧なスープに。サラダが付いて900円。ちなみに写真は白そばで、このあと黒そばがやってきます。

もりそばとローストビーフ丼セットも人気みたいです。オニオングラタンスープが入っているような、かわいい洋風の器で提供してくれて、結構まわりのお客さんは頼んでいる人が多い。一緒に行った友人が食べているのをひと口もらったことがあるのですが、ごはんにしその実が和えてあって、ローストビーフをさっぱり食べられる工夫がされていました。さすが仕事が細かい。

土日はよく並んでいるのを見かけます。予約はできないそうなので、時間に余裕をもって行くことをおすすめします。