満を持して、ツルヤ茅野店のオープンですよ~!

茅野市界隈は、意外とお買い物に事欠きません。もちろん都会と違って車移動は前提なのですが、いろいろなスーパーや直売所が結構あって、生活するには便利です。地元の農家さんが農産物を直接持ち込むスタイルのたてしな自由農園、お魚もある農協のピアみどり、ドラッグストア併設のオギノやビッグ、ホームセンター併設のデリシアなど、その日の目的に合わせて選ぶ余地があります。おいしいお魚が欲しいときは少し足を延ばして諏訪の角上まで行ってもいいし。

だけど、ひとつ足りないお店があった。それはTSURUYA!

 

信州でツルヤを知らない人はたぶんいないと思います。軽井沢にハマってよく遊びに行っていたとき、スーパーらしからぬその品ぞろえにびっくりしました。軽井沢店は別荘族のための特別なラインナップなのだと後から知りましたが、万を超えるワインとか牛肉とかキャビアとかが普通に売られているのです。それにツルヤのオリジナルブランドのりんごバターとか、憧れたなあ。

軽井沢店は特別だとしても、信州各地で愛されているスーパーツルヤ。こちらに移住してきてすぐの頃、車で走っていると工事中の看板に、ツルヤ2020年3月26日オープン!と書いてあるではありませんか。信州での生活には充分満足していましたが、それでもやはりツルヤのオープンを、それはそれは楽しみにしていたのです。

 

3月26日のオープン当日には残念ながら都合がつかず行けなかったのですが、翌日の27日に行ってきましたよ。さぞかし混雑しているのだろうと思って覚悟して行ったのですが、あらら拍子抜け。駐車場もすんなり入れたし、店内も別に混んでいない。信州に来てことあるごとに思い知らされますけど、東京の混みようって尋常ではないですね。離れてみてよくわかります。だけどこのご時世さすがにマスクは売り切れ、ティッシュはありました。

1時間以上じっくり店内を徘徊し、物珍しさにいろいろ買いました。一部ご紹介します。

 

 

ツルヤのオリジナルブランド。化学調味料不使用って、いまどき当たり前のようで実は全然あたりまえではありません。パッケージ裏の原材料表示を見ると、ほっとんどの食品には入っています、「調味料(アミノ酸等)」。厳密に避けていると生活に支障が出そうなのであまり神経質になるのもよくないと思っていますが、選択肢があるなら化学調味料不使用を選びたいというのが本音です。ツルヤブランドのなかに化学調味料不使用の商品があったので、うれしくていくつか買ってみました。食べるの楽しみ。

 

 

 

オーガニックの商品もいくつかあったので買ってみました。オーガニックの商品の棚には「オーガニック」とか「有機」とかわかるようにタグが付いていて、例えばこのペンネは普通のパスタコーナーにあるのですが、あ、パスタ買お、となったときにオーガニックタグが目に入り、選択できるようになっています。こんなふうにひと目で識別できるようなディスプレイだと、消費者に対してオーガニックと非オーガニック、あるいは化学調味料使用と化学調味料不使用の情報開示と自由な選択を与えてくれるので助かります。

 

 

 

これはドイツのオレンジジュース。1本でオレンジ3kgを使っているそうで、濃縮還元ではなくストレートだということで買ってみました。ほのかに果肉のつぶつぶが感じられる懐かしいオレンジジュースでした。子どもの頃、お母さんが生協で買っていたオレンジジュースってこんな味だったな。これに限らず、イタリアの冷凍ピザとかラトビアのスモークオイルサーディンとかおもしろそうなものがいくつかありました。ちょっとずつ買って試してみたい。しばらくツルヤで遊べそうです。