午前中から降り始めた雪が、本格的に積もっている！！
東京にだって雪は降る。東京と信州の寒さを比較してみます。雪の中をテスト歩行したノースフェイスのブーツについての感想も。
東京の寒さ、信州の寒さ
東京に大雪警報
仕事からの帰り道、こんなに積もると思っていなかったのでつい嬉しくなってしまい、バスで帰ればいいところを歩いて帰ってきました。
普段はひっきりなしに車が走っている大きな道路も、このとおり。雪道に慣れていない東京のドライバーの多くは本日、運転を自粛したようです。そもそも東京でタイヤチェーンやスタッドレスタイヤを装備している人がどれくらいいるのだろう？我が家の車は雪道への備えが皆無なので、雪が降ったら乗りません。
昼間に降り始めた雪がこれほど積もるのは珍しいこと。大抵は夜のうちに降りはじめ、朝起きてみると積もっているというパターン。それはそれで、ちょっとした嬉しさがあるのだけれど。
そのころ信州は？
東京でもこの寒さなのだから、信州はどれほど寒いのだろう。iPhoneのお天気アプリを開いてみました。八ヶ岳や軽井沢に憧れる私の習慣として、東京の天気予報を見たあとにチェックするのが日課になっています。冬の寒さはもちろん、夏の涼しさを調べるためにも大活躍。
東京の気温はこんなかんじ。
ちょうど0℃！今朝のニュースで見たのだけど、気温が1℃を下回るとほぼ雨ではなく雪になるそうです。このあとも雪マークが100%なので、まだまだ積もりそう。
注目したいのは、この先数日の最低気温。雪こそ降らないけど、なんと軒並み氷点下の予想になっています。晴れると放射冷却で気温が下がると習ったけれど、まさにそれを体験することになりそう。東京ってこんなに寒かったっけ？
一方こちらは八ヶ岳の麓、長野県原村の気温です。
氷点下というインパクトはあるものの、実は東京と4℃しか差がない。東京も充分寒いから、4℃くらいならたいしたことないかも‥。と思ったら、今後数日の気温をご覧ください。マイナス16℃って。原村ではこの先5日間、0℃を上回ることはないようです。これを見る限り、恐ろしいことに今日がいちばん暖かい。聞くところによると原村は、信州と聞いてイメージするような雪深い地域ではない。しかし雪があまり降らないかわりに、気温がめちゃくちゃ下がるそうだ。放射冷却‥。
それにしてもマイナス16℃なんて気温は経験したことがないから、どのくらい寒いのか検討もつかない。以前1月にパリに行ったとき、雪は降っていないし風も吹いていないのに、恐ろしいくらい純粋に寒かった経験があるのだけど、あのときは何度くらいだったのかな。
マイナス16℃については、東京にいる私は想像するしかないのだけど、現在の原村に雪が積もっているかどうかということは映像でチェックすることができます。八ヶ岳中央高原四季の森という別荘地があり、ホームページでライブカメラの映像を公開してくれています。
ほぼリアルタイムで見られるし、ライトが付いているので夜の様子も確認できます。先日まではほとんど雪がなかったのだけど、さすがに今日は雪が積もっているみたい。願わくば気温も表示してくれるとうれしいのだけど。
ノースフェイス ヌプシ
雪が積もったら試してみたかったのが、ノースフェイスのショートブーツ、ヌプシ。モコモコ暖かで完全防水と聞いていたので、実はヌプシの性能を試すために雪の中を歩いて帰宅したといっても過言ではない。
こんなふうに雪道を30分くらい歩きまわりました。
車のわだちは滑りやすいので、まだ誰も歩いていない新しく積もったばかりの雪の上を選んで歩きました。場所によって10cmくらい積もっていたのだけど、雪がブーツの中に入ることもなく、つま先から染みてくることもなく、地面の冷たさが伝わってくることもなく、そして滑ってヒヤリとすることもなく、大変快適に帰宅することができました。おそろいのヌプシを持っている夫も、ここぞと履いて歩きまわったようで、やはり快適だったとのこと。信州に引っ越すときには必ず持っていこうと再確認しました。
もちろん雪が降っていなくても、風を防いでくれるので暖かい。冷え込んだ朝の自転車でも余裕。羽毛布団を足首に巻いているような感覚です。パンツ＋タイツ＋普通のショートブーツより、スカート＋タイツ＋ヌプシのほうが断然、暖かい。
夜になった今も雪が降り続いている。こんな日は暖かい部屋で雪を眺めながら、おいしいものでも食べるのがいちばん。我が家は鴨せいろにしましたよ。
