-この記事は「時には木陰に寝ころんで」より、引っ越ししてきました-

 

10月6日は「ト・ム」で、「トムの日」!トム&ジェリーのトムの日だ。DVDでトムの活躍を見ながら笑い転げよう、ということでトムナイトを開催した。お供はクリスプサンドとビール!

 

トム&ジェリーとクリスプサンド

トムの日に見たいトム&ジェリー

トム&ジェリーといえば、テンポのいい追いかけっこが見もの。すばしっこいジェリーが仕掛けるトラップにまんまとハマってしまうトムを見ては、家族でゲラゲラ。トムの日ということで、トムが活躍するお話をご紹介。

 

星空の音楽会

トムの活躍といえば、このお話。トムが野外コンサートの指揮者を務める。超満員の観客の拍手に迎えられ、それらしい表情で登場するトム。気持ちよく指揮をしているところへ、いつものようにジェリーが。

トム&ジェリーを見ていて思うのは、トムは必ずしも悪くはないということ。彼が自分の任務を遂行しようとしているところへ、ジェリーの邪魔が入るのがいつものパターン。その割に痛い目に合うのはいつもトム。そんなトムを称える、トムナイトなのだ。ところで意外と知られていないのではないかと思うのだけど、トムはとても器用で多才なのだ。このお話でも、結局はトムひとりでオーケストラの代役を務める。

 

土曜の夜は

トムナイトにふさわしい、賑やかな夜を楽しむトムのお話。(騒音で迷惑をこうむるジェリーの話でもある。)飼い主が土曜の夜のパーティに出かけたことを確かめ、近所の野良ネコにメッセージを送るトム。

「OK FOR THE PARTY」!

とてもアメリカ的な表現だと思うのだけど、ネコたちの楽しみ方に手加減というものがまったくない。ピアノはもちろん、コップや尻尾など手近なものを楽器に見立て、どんちゃん騒ぎの散らかし放題。いつ用意したのか、トムはサンドイッチの山を振る舞う。うるさくて眠れないジェリーが苦情を言いに行くるのだけど、周りがうるさすぎて声が届かないので、ジェスチャーで文句を言うところがうまくできている。いつもはジェリーにやられっぱなしのトムだけど、パーティでノリノリのネコ4匹が相手となれば、もはやジェリーは敵ではない。

 

天国と地獄

いつものようにジェリーと追いかけっこをしているうちに、ピアノの下敷きになって死んでしまったトム。普段のトムならピアノに轢かれてペラペラになったくらいでは死なないのだけど、このときはあっさり。すると天国への階段が現れる。死んでしまった自分の体を振り返りつつも、素直に階段で運ばれていくトムのピュアな表情がかわいい。何かに追いかけられるか、逃げていくか、爆発するかといったオチが付きもののトムだけど、この話のラストはいつもと少し違う。結局トムとジェリーは仲良しなのだ。

 

クリスプサンド

トム&ジェリーのDVDを見ながら食べるもの。なにかそれらしいものが食べたい。カロリーとか栄養バランスとかダイエットとか、そういったことはひとまず横に置いておいて。そんな夜にうってつけのサンドイッチを思い出した。以前から存在は知っていたけど、なかなか食べる勇気とチャンスに恵まれなかった。それはパンにポテトチップスを挟んだサンドイッチ、クリスプサンド。冗談みたいな食べものだけど、アイルランドではきちんとサンドイッチとして認識されているのだそう。というより、パンにポテトチップスを挟んで食べるのは何もおかしくないし、普通のこと、といった感覚らしい。

薄くスライスしたパンにバターを塗り、ポテトチップスを好きなだけ挟んだらでき上がり。塩気が効いて、意外とおいしい。