今年は寒くなるらしいといろいろなところで聞いていますが、今のところあまり寒くありません。窓の結露が凍ってしまって、開けるときにベリッとなることもまだありませんし。うちはまだスタッドレスにもしていません。いつまでノーマルタイヤでいけるかチャレンジというわけではありませんけど、今週あたり交換かなと思っております。

去年の今ごろは寒かったのかな?と思って2020年12月の記事を見返したところ、北陸で大雪だったのですね。そしてここ蓼科でも、夕方の気温がマイナス4℃と書いてありました。こういうときにブログを書いていると、思い出すのに便利ですね。もはや自分の備忘録と化しています。ちなみにこれを書いているのも夕方ですが、8.4℃です!

 

石碾き蕎麦 水舎本店

長野県をgoogleマップの「地形」か「航空写真」で見てみると、山に囲まれて平らな部分が4つあることがわかります。それぞれ善光寺平、松本平、佐久平、伊那平と呼ばれていて、長野県の歌である「信濃の国」にも歌われています。このなかの松本平の端っこに、「唐沢そば集落」があります。唐沢そば集落は、わずか500mのあいだに7軒ものお蕎麦屋さんがあるらしく、私たちはそのなかの「石碾き蕎麦 水舎本店(いしびきそば すいしゃほんてん)」に行ってきました。

お店の前はこの景色です!向こうに見えるのは北アルプスでしょうかね。我が家のある蓼科界隈で見える山は八ヶ岳、南アルプス、蓼科山といったところですので、また違う山の風景は新鮮です。

 

私はお蕎麦屋さんに行くと8割の確率でとろろせいろを頼みます。理由は特にありませんが、不思議なくらい好きなんですよね~。いつも鴨せいろとか天せいろとか華やかなものに惹かれて迷うのですが、やっぱり結局はとろろにしてしまいます。で、そんな私にうってつけ、唐沢そば集落がある東筑摩郡山形村というところは長芋が名物です。当然とろろを頼むつもりでいたのですが、メニューを見ると「やまっちそば」というのがありました。なにやらお蕎麦の上にそうめん状の長芋がのっていて、ツルツル&シャキシャキの食感を楽しむのだとか。すりおろしたふわふわの長芋も捨てがたいところですが、せっかくなのでトライ!

なるほど、そうめん状の長芋。食べてみるととろろみたいに粘らず、シャキシャキ。だけど不思議なぬめり。癖になりますね。お蕎麦そのものもよくしまっていてとても美味しかったです。好みの感じは、近所のお蕎麦屋さん12か月に匹敵するかも。

私が頼んだやまっちそばの山葵は粗い粒が残っていたのですが、夫が頼んだ蕎麦味噌せいろの山葵は滑らかなタイプでした。そして蕎麦味噌せいろの付けつゆの方が、やまっちそばにかけるおつゆよりも鰹が効いていると感じました。それぞれレシピを変えているのでしょうか。何気ない店内だし、お店の人も普通のお母さんみたいなのだけど、やるな、という感じです。食べ終わって車を走らせているときまで、口の中にお蕎麦の甘みが残っていました。

 

駐車場にいたねこ