蓼科や八ヶ岳の麓、標高1,000mくらいのところで紅葉が見頃です!

茅野市に長円寺というお寺があって、ちょっとした紅葉の名所になっています。一昨年行ったときのインスタを貼っておきます。お寺のおかみさん曰く、11月6、7日が見頃とのこと。

 

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ちょうど週末だった今年、偶然このあたりに遊びに来ていた知人に勧めたところ、本当にドンピシャで素晴らしい紅葉だったとのこと。近くに住んでいる私は出不精のため、知人から送られてきた写真で満足したのでした。ま、このあたりはどこもかしこも紅葉なので、買い物や郵便局などに行く道々がすでに紅葉狩りです。

 

八子ヶ峰(やしがみね)

下界では紅葉がまっさかりの頃、錦の絨毯を上から眺めてみようということで、八子ヶ峰の稜線を歩いてきました。先月登った蓼科山が霧で寒かった&登りがきつかったことから、今回は標高低めで高低差低め、景色を楽しみながらのんびり歩けるコースということで。

蓼科山を南西からアプローチする蓼科山登山口に車を停めて、いざ!

 

蓼科山登山口からヒュッテアルビレオまで、なかなかの登り。おやや、今日は稜線を歩くと聞いて来たのですが、結構登りますね。終始こんな調子の道なのだろうかと少々不安になったあたりで、ヒュッテアルビレオの大屋根が見え、前方が開けてきました。よかった。振り返ると、この景色。

ひゃー!銀色に輝くススキと八ヶ岳そろい踏み!そのあいだには豪華な錦の絨毯!写真が下手ですみません。本当はもっと鮮やかな絨毯だったのですよ。

 

そして先月登ったときは霧が出ていた蓼科山。

今日は山頂まで晴れていますね。今日もたくさんの人が登っているのでしょう。

一方でこの八子ヶ峰稜線コースは誰もいない。見渡す限り誰もいない。人混み嫌いの私たちにはぴったり。

 

ヒュッテアルビレオは今は営業していないようですが、蓼科山を正面に、八ヶ岳の遠景と車山の絶景です。そして八ヶ岳の裾野に茅野市街を見下ろすので、もしかしたら夜景までも見られるのではないでしょうか。泊まってみたい~!

 

なだらかな稜線を歩いていると、唐突に東峰の山頂に到達。

どうやらここが最高地点のようです。標識の向こうに見えるのは9月に行った車山。丸い気象レーダーがキラっと見えています。

 

このあとはちょっとした起伏もありつつ、基本的にはなだらかな道をテクテク。右手にスキーのリフトが見えてきました。

シーズン前の静かなスキー場。普通はリフトで上がって来る場所に、裏手から登場する格好です。

この高さから一気に滑り降りるのはさぞかし気持ちいいのだろうなあ。ただ私はあのスピード感が性に合わないので、スキーもスノボもやりませんが‥。

 

リフトから少し行ったところが八子ヶ峰山頂。

八ヶ岳の優美な裾野に錦の絨毯。その先の南アルプス。ここで食べたお昼ごはんは最高でした。普通のおむすびとフリーズドライの粕汁ですけどね。

足を投げ出して地面に座り、日射しと風を受ける。それだけで細胞が生き返ります。このリフレッシュが人生の折々にあるかないかで、最終的な寿命が5年くらいは変わるのではないかと本気で思います。

 

このあたりは紅葉も千秋楽。今シーズンの山はこれでおしまいかな、と思っていたのですが、登ってみるとやっぱり気持ちよくて楽しくて、どうにも名残惜しい。登山初心者の秋登山はいつまで行けるのでしょうか。装備の問題もあるけれど、もう一回くらい行きたいです。