信州に移住してはじめての冬。いったいどれだけ寒いのか、そしてどれだけ厚着をすればいいのか。移住前はあれこれと心配していたのだけど、実際のところは‥。

 

冬の信州での服装

地元の人は薄着

紅葉のころ、八ヶ岳山麓の最低気温はすでにマイナスを記録。この記事にも書いたのだけど、東京の真冬くらいの寒さだと感じました。それなのに地元の人は、ネルシャツにジーンズという、まるで東京の秋みたいな恰好。私はすでにニットにコートまで着ているというのに。

さてはこれから来る冬に備えて、装備を温存しているのだな。と思っていたのだけど、年が明けても一向に、彼らは厚着をしないのです。例えば駅前にてウォッチングしていると、人々の服装はおおかた次のようなかんじ。女子高生はミニスカート、コート無し。OLさんもコート無しの制服のまま、ストッキングにパンプスでおつかいに出ている。ダウンコートの人だ、と思ってよく見ると、前を開けている。

たしかに今年は暖冬と言われているけれど、それにしても東京の人より薄着ってどうしてなの。普通に朝晩は氷点下まで下がるし、晴れていても空気は冷たいのに。寒さへの耐性があるのだろうか。

一方で沖縄の人は寒さに憧れて、ファッションでダウンやブーツを着るらしい。信州と沖縄、装備が逆に思えてならない。

 

移住者の信州での冬服

そろそろ大寒、一年でいちばん寒いと言われる頃です。現在のところ、信州の冬に備えて買った装備、あるいはたまたま持っていてよかった装備は以下。

 

ウールの厚手くつ下

東京時代のパンプスでは履けない厚手のウールくつ下。こっちではパンプスは履かないので問題なし。ノースフェイスのヌプシとセットで暖かい。

 

各種レギンス

ウール、ヒートテック等、素材違いで各種。デニム、ウールパンツ、スカート、ワンピース、なんの下でもとりあえずレギンスを装備している。タイツでなくてレギンスなのは、レッグウォーマーや厚手くつ下など他のアイテムと組み合わせやすいから。

 

ハラマキ

かれこれ5年くらいは、なんらかのハラマキをして生活している。信州では断然ウールのハラマキ。洗い替えが欲しい。

 

ざっくりニット

東京時代は満員電車とかで暑くて、体温調整が難しかったボリュームニット。すぐに暑くなっちゃうし、暑いからってぬげないし。こちらでは車移動が基本なので電車に乗らなくなり、体温調整がラクになった。1枚でしっかり暖かいから、あとは風雨を防げる上着を着れば充分。

 

ノースフェイス ヌプシ

以前もこの記事に書いたように、冬の最強ブーツだと思っている。ヘビロテ。

 

 

より暖かく過ごすために、これから欲しい装備は次のとおり。

スリッパ

東京時代からスリッパは履いているけど、普通のスリッパでは寒いよ、信州。足首までモコモコしていて、なおかつソールが厚いものがいいと思う。

 

追記

L.L.BEANのルームシューズ買いました。ソールが厚いと、思った以上に暖かい。

 

 

 

手首ウォーマー

パソコンしていると意外と手が冷える。手の甲から手首にかけて暖めたい。

 

信州の寒さ

信州といっても広いので、私が住んでいる八ヶ岳山麓のことになるのだけど、ここらへんは年間を通してよく晴れています。地元の人もそのことについてとても信頼を置いているようで、雪が積もってもあまり雪かきをしない。翌朝の太陽で勝手に溶けてしまうから。

それだけ晴れると、太陽の熱が暖かい。昼間は太陽の動きに合わせて部屋を移動し、ぽかぽかと陽だまりを楽しんでいます。ただし空気は冷たい。部屋にいるぶんにはよくても、窓を開けるとびっくりするくらい冷たい空気が入ってきます。それは太陽が出ている日向であっても。だから晴れているなかを、チラチラと雪が舞うこともよくある。純粋に空気が冷たいのは北海道の寒さと似ていて、外に出ている部分が寒くて痛い。だから冬の信州に来る人は、手袋はもちろんニット帽とか耳あてもお忘れなく。