暖かくなってきたら、いよいよ信州の季節到来。(冬は冬でもちろんいいのだけど)富士見町の「移住&テレワーク応援プロジェクト」が、来年度も継続されるのか気にしつつ、週末移住について考えてみます。

移住&テレワーク応援プロジェクト(公式HP)

 

週末移住

賃貸

以前、このブログで「二拠点居住について」という記事を書いたことがあります。生活のベースは信州におき、月に数回東京での用事をまとめて済ませる、というスタイルによって二地域居住を実現しようという企み。そのためには信州で家を借りるほかに、東京にも住居兼オフィスが必要になる、という話でした。

しかし今住んでいる東京の家を維持しつつ信州でも借りるとなると、月々の出費は倍近くに‥。月々83,000円を補助してくれる富士見町の「移住&テレワーク応援プロジェクト」は、その点でとっても魅力的。ただし補助は1年間だけだし、そもそも来年度もあるのかどうか。

ということで悩んでいたのだけど、夫が突如ひらめいた。「中古別荘なら賃貸より安いのでは」‥?

 

中古別荘

いままで信州の家として賃貸にこだわっていたのには理由があります。移住してもし想像していた生活と違ったら‥?もし東京に戻りたくなったら‥?情けないことだけど、いつでもリセットできるよう、お試しで住んでみたかったのです。

しかし腹をくくって購入するとしたら‥。ものの試しに調べてみました。条件は、標高1,000m以上の別荘地域で、土地面積300坪くらい、中古建物付。築年数や条件によって、もちろん価格は異なります。が、平均すると1,000万円前後で、充分に良さそうな物件が。選択肢多数!とまでは言えないけど、選べるくらいの数はある。もし頭金がゼロだったとしても、月々5万円くらいの負担増で信州に別荘が持てるのです。

初期投資はある程度かかるものの、ランニングコストとしては賃貸の家賃よりも安く、しかも最終的には自己所有できるのだからそこはメリットかもしれない。

 

週末移住

ここでやっと出てくるのが、本日のタイトルでもある「週末移住」という考え方。いつでも帰れる自宅が、東京と信州の両方にできるのだから、例えばこんなプランも可能だ。金曜の夜から月曜までを信州で過ごし、火曜からの平日は東京で。夫はパソコンさえあればどこでも仕事ができるから、このプランなら私も東京での仕事を辞めることなく続けられます。(今でも週4日勤務なので。)つまり私が仕事を辞める前提の「信州メインの東京出張」プランよりも、金銭面において有利になります。バンザイ!

購入するとなると、賃貸とは比べ物にならないくらい、より慎重なリサーチが必要になります。上ものよりも土地が大切。別荘地だと資産になるかどうかは正直わからないけど、立地だけは納得できる物件に巡り合いたいものです。そのためにも足繁く通って候補地を絞っておきたいと思う。いい物件に出会ったときにすぐに動けるよう、貯金もがんばらなければ。

 

早いものでもう3月‥。夏から秋になるときには毎年ワクワクしているけれど、春はどうにも調子が出ない。ぼんやりと霞んでいる春の空のように、頭もボーっとしてしまう季節、それが春。信州のことでも考えて、目を覚ますことにしよう。