爽やかすぎてどうしたらいいかわかりません、6月の蓼科!!

標高1,000m近いので陽射しが強く、比喩ではなく本当の意味で草木が輝いています。肌に直接陽射しを浴びると確かにジリリと暑さを感じ、目にも強烈な紫外線を感じます。が、日陰はうそのように涼しい。だから麦わら帽子や日傘が効果てきめんです。頭だけでなく日陰になる肩や首筋など、被ると明らかに涼しくなります。家の中も、外から帰ってくるとひやーっとしています。

信州の人は慎み深いのか、それとも自らの幸運に気が付いていないのか、あまり地元自慢をしません。なので移住者である私が信州自慢をしておきましょう。6月の信州、爽やかすぎます!!もうどうしたらいいかわからないくらい、草木のいい香りと陽の光の輝き、木漏れ日、静けさ。天国ってここですか?

 

さて、長野県は県を跨いだ移動の制限が解除されました。さわやか信州に遊びに来る方の参考になりましたらと思い、6月の服装はこんな感じです。

晴れている日の昼間

半袖やノースリーブで大丈夫です。ただし陽射しが強いので、露出するよりむしろ麻シャツとかで肌を覆った方が涼しく感じるように思います。またお店に入ったりすると室内は涼しいことが多いので、やっぱり羽織ものがあると安心です。麦わら帽子とサングラス必須。そういえばこちらではまだあまりサンダル姿の人を見ていないですね。先日もうサンダル履いてる!と思ったら、名古屋からの人でした。

晴れている日の朝、夕方、夜

陽が出ていない限りは、気温はすぐに下がります。夕方の太陽が沈んでまだ明るい時間帯、黄昏時というのでしょうか、その時間ですでに昼間の暑さは去り、涼しくなります。昼間薄着で行動していた人は、なにか羽織るものが欲しくなると思います。当然夜も涼しく、我が家はまだ羽毛布団で寝ています。

曇りや雨の日

夜に気温が下がったまま、ほとんど上がりません。たとえば今日はちょうど雨のちくもりなのですが、最低気温15℃、最高気温18℃の予報。これを書いている私の服装は、長袖、ロングスカート、レギンスと靴下、肩にストールを巻いています。それでもちょっと寒くて、あたたかいチャイを飲んでいます。

 

信州の涼しさには2つの側面があると考えています。ひとつは湿度の低さ、もうひとつは朝晩の気温の低下。このふたつについて、久しぶりに東京の天気と比べてみました。東京に住んでいたころはよく軽井沢や八ヶ岳の天気をチェックして、東京の暑さと比べては騒いでいました。最近そうしたことをあまりしていないのは、信州が快適すぎて東京の天気に興味がなくなってしまったからなのです。

 

 

こちらは数日前の八ヶ岳裾野の茅野市。最高気温28℃の予報ですが、11時現在で22.9℃。天気は晴れで1mの南風です。快適ですね~。降水確率0%の下にあるのが湿度で、このときは28%です。低っ!ちょっと低すぎるかも。ハワイとか西海岸の夏って乾燥しているから、きっと近い感じかもしれない。紫外線を浴びたらしっかり保湿しないとですね。最低気温は14℃まで下がる予報ですから、夜は窓を開けると寒いです。

 

 

 

続いて同じ時間の東京都。最高気温29℃の予報で現在26.8℃、湿度は62%。人が快適と感じる湿度は40%から60%と言われているのでちょっとオーバーしていますが、この時期の晴れの日の11時としては快適そうです。最低気温は21℃。最高気温は茅野市と1℃しか変わらないのに、最低気温は7℃も高い。さらに前日比がマイナス3℃だから、熱帯夜一歩手前だったのですね。

 

6月は梅雨で、一般的には蒸し暑いと言われている季節です。特に暑さにまだ慣れていない時期なので、じわっとした暑さが体に堪えます。私も6月はそのような季節だと思って今まで生きてきたけど、信州の6月は違いました。晴れていればスッコーンと暑く、雨なら寒いです。蒸し暑いということは、まだない。一体いつまで羽毛布団で寝るのだろうか。