八ヶ岳地域の地元の人に言わせると、2019年は今のところとても暖かいらしい。初雪が12月22日というのもかなり遅かったようです。

 

初雪

遅い初雪

2019年の初雪は、12月22日の夕方から雨がみぞれに、そして雪に変わって降りはじめました。私はそのとき松本からの帰り道で、車に乗っていました。松本の市街地で、雨がぽつぽつと。高速に乗る頃にはみぞれまじり。塩尻のあたりで雪に変わり、いよいよかと思ったけど、諏訪のあたりでまたみぞれに。高速を降りると、すれ違う対向車が屋根に雪を乗せていた。上のほうはしっかり降っているのだろう。標高が上がるに伴って、みぞれがまた雪に。交通量がある道はすぐに積もる気配がないけれど、たとえば歩道とか畑とかはうっすら白くなりはじめていた。

 

移住してはじめての雪

翌朝窓の外を見ると、見事なまでの一面雪景色。

 

真っ白。ようやく見慣れた信州の景色が、ガラリと色を変えた。朝のうちは雲が残っていたけれど、昼頃にはすっかり晴れて、雪の白と空の青がまぶしいまぶしい。同じ雪でも日本海側の感じとは違うんだろうなあ。

 

 

 

木に積もった雪や道路の雪は、日に当たって午後にはすっかり溶けてしまいました。この雪は初雪であると同時に、私にとっては信州に移住してはじめての雪。寒さも雪も恐れていたけど、いざ降ってみると雪ってやっぱりわくわくする!

光を浴びて輝く新雪の中を、サクサクと散歩しました。木々に積もる雪がきれいで、たくさん写真も撮りました。だけど地元の人はクールなもので、やっと降りましたね、といった感じ。そしてまだまだこれからですよ、と釘を刺された。

 

雪道の運転

雪が降ったら試してみなくては、と思っていた運転。雪に怯えるあまり、早々に10月下旬にスタッドレスに履き替えていたのです。雪の予報が出ては消え、出ては消え、どうせ降るなら早く降ってくれ、とも思っていた。

通勤や通学で早い時間に出る人は新雪の上を走ることになるけど、我が家の生活スタイルではその必要はない。よって午前10時ごろに、様子見がてら車を出してみたときにはすでに道路の雪は大方消えていました。メインとなる大きな通りはたぶん除雪車が入ったようです。一本入った住宅地も、先人たちの轍によって、運転に問題のない程度にまで溶けていました。

それでも私は怖くて運転しなかったのだけど、夫が言うには全く通常と変わらない運転心地だったそうです。スタッドレスが効いているのか、そもそもほとんど溶けているからなのか、いずれにしても15cmくらいの積雪で、翌日が晴れなら問題ないようです。

怖いのは、溶けかけの雪が夜のあいだに凍ってしまうことだと聞いている。その状態は未経験なので、まだ油断できない。冬はこれから‥。