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おうちでつくる、麗しのマロングラッセ

-この記事は「時には木陰に寝ころんで」より、引っ越ししてきました-

 

お茶のお供にも、お酒のお供にもおいしいマロングラッセ。

もちろん秋のピクニックにも持っていきたいお菓子のひとつです。

手間と時間をかければ自宅でも作れると知って、挑戦してみました。

 

手づくりマロングラッセ

マロングラッセというお菓子

他の季節には思い出しもしませんが、この時期になると急に食べたくなります。

なんだか手間ひまが掛かっていそうな高級感と、ちょいとつまんで食べられる上品なサイズ。

ヨーロッパの貴婦人のおやつは、銀の小皿に載ったマロングラッセに違いありません。

 

グラッセというのは「お砂糖でコーティングした」という意味で、栗をシロップで煮詰めて作ります。

そのときにブランデーやラムなどのお酒で香りを付けることが多く、マロングラッセらしい高級感のある味に仕上がります。

結構しっかりとアルコールが効いているものもあり、子どもの頃はマロングラッセなんてちっとも好きじゃなかったことを思い出しました。

 

マロングラッセのための栗仕事

ここ数日、びっくりするほど急に寒くなったので、今年もマロングラッセを作るための栗を買ってきました。

「今年も」と書きましたが、実は去年は失敗しているので、正確には「今年こそ」です。

去年は栗の皮むきで早々に挫折し、マロングラッセに挑戦することすらできなかったのです。

 

栗は1番外側にイガがあります。

イガに気を付けて取り出した栗は、さらに鬼皮と渋皮に守られていて、それをむいてようやくおいしい栗が顔を出します。

 

鬼皮は水から茹でて3分くらい沸騰させ、栗の頭の部分に十字に切り込みを入れてむいていきます。

栗が熱いうちにむかないといけないので、一気にザルに揚げたりせず、鍋からひとつひとつ栗を取り出してむいていきました。

とても熱いうえに、爪と皮膚のあいだに鬼皮がささったりして危ないので、ガーゼやさらしなどを使うといいと思います。

 

渋皮煮をつくるときはこれでおしまいですが、今回はマロングラッセ。

渋皮もむきます。

 

栗が冷めると渋皮がぴったりとくっついてむきにくいので、再び栗を温めておきます。

私は鬼皮をむいた状態の栗を、さきほど茹でた鍋の中に戻し入れて再度軽く沸騰させました。

 

渋皮をむくのが大変で、途中でついナイフを使いたくなります。

しかしナイフでむいたものは、でき上がりにツヤがなく、切断面が黒ずんでしまいました。

できるだけ手でむく方がよさそうです。

 

 

 

手間ひまかけて、貴婦人のおやつに

苦労してかわいい栗たちをむいたら、つぎは煮詰めていきます。

私がマロングラッセのことを貴婦人のおやつと呼んでいるのは、とても手間がかけられた贅沢な食べものだから。

なんと3日間かけて、ツヤツヤとしたマロングラッセになるのです。

貴婦人でなければ許されない贅沢でしょう?

 

鍋に栗、栗と同量の砂糖、ひたひたくらいの水を入れて沸騰させ、とろ火で約20分。

一晩おいたら、最初に入れた砂糖の1/10くらいの砂糖を加えて沸騰させ、またとろ火で約20分。

一晩おいて3日目も、2日目と同量の砂糖を加えて沸騰させ、とろ火で約20分煮詰めます。

 

ウィスキーやバニラを入れるならこのタイミングで、お砂糖と一緒に加えます。

いろいろなレシピを見ていると、ラムが人気のようです。

私は家にあったウィスキーを30cc入れました。

私はお酒が好きなので、もう少し香りが強くてもいいかな、と思っています。

次回は100ccくらい入れてみようかな。

 

最後は熱いうちに金網に乗せ、冷めたら完成です。